出産間近!!ママたちに聞いた入院前に準備しておきたい「持ち物リスト」




出産が近づいてくると「入院するときに必要なもの」や「退院後に必要なもの」などたくさん準備するものが出てきます。
でも初めての出産だと何を用意しておけばいいのか…不安になることが多いですよね。

今回は、「入院生活や育児に本当に必要だったもの」を体験談やママ友の話を元にまとめてみました。



入院準備はいつからすればいい?




私の周囲のママ友に聞いたところ、だいたい妊娠36週位までには準備している人が多かったです。

ママ自身が必要なものが多いんですが、意外と忘れがちなのが産後の新生児期に必要なベビー用品。これも妊娠36週までには用意しておきたいです。

体調が安定している時期(28週目くらい)に準備しておきましょう。

また産院によっては入院中に必要な「日用品をセット」や「ナプキンセット」などを用意してくれているところもあります。事前に確認しておいてください。




入院時のカバンは3つに分けておく




陣痛がきてから準備はできません。
いつでも入院ができるように、カバンの中身を分けて用意することをおすすめします。


・1つ目は「陣痛BAG」
この中には、陣痛から出産翌日までに使うものをまとめておきます。
荷物はたとえ陣痛で苦しい中1人でも病院に迎えるように、少なめで持ち運びしやすいサイズにしましょう。

「陣痛BAG」チェックリスト

□母子手帳(入院手続きに必要)

□印鑑(印鑑は百均のものでOKですが、シャチハタはNG)

□健康保険証

□診察券

□産塾ショーツ(お産時には必須)

□お産用ナプキン

□リップクリーム(病院が乾燥しがち)

□ティッシュとハンカチ(病室にはないので、持参した方がよい)

□テニスボール(陣痛時にかなり役に立つ)

□ホッカイロ(腰痛に効果的)

□靴下(空調などで足が冷えすぎないように念のため)

□飲み物(水やポカリスウェットなど喉の渇きを潤せるもの)

□曲がるストロー(百均のペットボトルにつけるストローキャップが◎)

□眼鏡(コンタクトレンズの人は忘れずに)

□カメラまたはビデオ




・2つ目は「入院BAG」

出産翌日から退院までに使うものをまとめておきます。
この荷物は後から駆けつける家族に持ってきてもらいましょう。目のつく場所に置いておくと安心です。

「入院BAG」チェックリスト

□サニタリーショーツ1~2枚

□マタニティブラ(カップが開閉できるものがいい)

□生理用ナプキン(悪露の量が分からないので多めに用意した方が◎)

□母乳パット(入院時は使い捨てタイプが便利)

□トコちゃんベルト・腹帯(産後は骨盤が緩むため)

□おやすみ用の浮腫ソックス(浮腫みでゾウのような足になるのであると◎)

□パジャマ(病院内は赤ちゃんに合わせて温度は高め。寒い時期でも薄めのパジャマの方が◎)

□カーディガン(季節によって適宜)

□バスタオル・フェイスタオル(バスタオル1枚、フェイスタオル2枚程度)

□ガーゼハンカチ(授乳時や沐浴練習などで使用。ハンカチサイズ3枚、手拭いサイズ1枚)

□入浴用品(シャンプー・リンス・ボディーソープ)

□洗顔用品(歯ブラシセット・洗顔)

□スキンケア用品(乾燥するので保湿用品があると◎)

□箸・スプーン・コップ

□携帯の充電器

□イヤホン(音楽を聴いたり、病院によっては病室のテレビを見る時に必要)

□使い捨てコンタクト(気持ち多めに)

□折りたたみ式エコバック(お風呂に入る時や退院時に荷物が増えたりした時に)

□小銭(売店や自動販売機で使う程度)

□時計(病室には時計が無い場合がある)

□筆記用具(入院時の記録や手続きなどに必要)



・3つ目は「退院BAG」

「入院BAG」に入れてもいいのですが、退院まで使わないので結局は荷物になるだけ…というものは、退院する前日までに旦那さんやおばあちゃんに持ってきてもらうように準備しておきましょう。

「退院BAG」チェックリスト

□赤ちゃんの肌着・ドレス(短肌着1枚、長肌着1枚、ベビードレスまたはツーウェイオール1枚が必要)

□赤ちゃんの靴下・帽子(気候に合わせて用意)

□赤ちゃんのオムツ(入院中は病院からの支給品を使用。足りないこともあるので数枚準備しておくと安心)

□アフガン・おくるみ(気候に応じて必要。時期によってはバスタオルなどで代用可)

□ママの退院ウェア(ウエストをしぼらない楽なものがベスト)

□入院費用(金額が大きいので、退院時に旦那さんなどに持ってきてもらう)

□抱っこひも・ベビーカー・チャイルドシート(産院から自宅に帰る交通手段に応じて、新生児から使えるものを)




育児のための事前準備をしよう



ここからは、いよいよ「育児のための事前準備」をしていきましょう。

「事前に揃えておきたいもの」「買っておいたのに使わなかった」というものも多いので、必要度に合わせてご紹介します。


【準備必須!!必ず使うもの】

□ベビー服【最低3,4枚~】
赤ちゃんによってサイズが異なるので、50~60や60~70など幅があるものが便利。事前準備は最低限にして、産まれてから買い足した方が無駄がありません。ただ初めはミルクを吐いたり、オムツから漏れたりと着替えることも多いので、少なすぎても洗濯が大変です。

□ガーゼ【最低5枚くらい】
沐浴や授乳など毎日使うので、洗い替えなどを考えて少し多めに購入を。

□オムツ【新生児サイズ1~2パック】
赤ちゃんによってサイズが異なるので、新生児サイズのまとめ買いはNG

□おしりふき
おしりふきはずっと使うので、箱買いしてもいいですが、赤ちゃんによっては肌が弱く合わないものも…少し使ってから大丈夫なようならまとめ買いを。

□おむつ用のゴミ箱
新生児の時は匂いがあまりないので、蓋付きのゴミ箱があれば充分。

□ベビーバスと沐浴グッズ
ベビーバスは「空気で膨らませるタイプ」が人気。沐浴グッズは、洗面器(顔を洗うお湯を入れる)・湯温計・バスタオル・ベビー石けん・ベビー麺棒・ガーゼ・ベビーローションが必要。

□爪切り
生まれた時から爪が伸びてる赤ちゃんも多い!ハサミタイプのものが安全で使いやすい。

□チャイルドシート
退院時に車で帰る人は必ず必要。

□抱っこひも
新生児から使えるものを事前に準備しておくと◎

□アフガン
おくるみ以外の大判のバスタオルでも大丈夫ですが、寝かせる時などあるとかなり便利。

□赤ちゃん用の洗濯洗剤
赤ちゃんの肌は弱いので、低刺激のやさしい洗剤で肌着や洋服を洗います。

□授乳クッション
形や値段もさまざまなので、自分が使いやすいものを。

□おむつ替えシート
おむつ交換の時に意外と汚れるので、1つあると便利。「使い捨てのもの」と「お出かけの時も持っていけるような折りたためるもの」もあるので、用途によって使い分けても◎



【必要に応じて準備するもの】

□鼻水吸い取り器
風邪をひかない場合は必要ないので、適宜準備で大丈夫。

□授乳用ブラジャー、授乳服、前開きパジャマ
授乳用ブラは専用のものではなく、カップ付きのキャミソールが便利。授乳服はあってもいいですが、外出先で授乳する場合授乳室などに入るため、特に必要なかったという声も。パジャマなども含めて、普段も使えるもので揃えるという人が多いようです。

□ベビーカー
必要にはなりますが、事前に準備は必要ありません。値段も高いので、産まれてから、使いやすいものを選んだ方が◎

□哺乳瓶、粉ミルク、哺乳瓶の消毒セット
母乳の出る時期や量は個人差があるので、事前ではなく適宜用意。哺乳瓶を使用する場合、消毒セットがあると便利。

□搾乳機
母乳の出に応じて必要か必要でないかが分かれますので、適宜準備。

□ベビーベッド、ベビー布団
部屋のスペースや寝方など家庭の事情によって「買ってよかった」「買わなきゃよかった」と意見が分かれることも。自宅の生活にあったものを準備してください。

□スタイ、ミトン
「よだれの出る子」や「皮膚が弱く肌をかいてしまう子」だと必要ですが、その様子が無ければ使いません。

□授乳ケープ
他人の目を気にせずにどこでも授乳できるので、授乳服を購入するより授乳ケープの方が便利という声も。必要に応じて適宜準備。

□体温計
家にあるものでも充分ですが、計る時間の短い体温計を赤ちゃん用に購入する人も。

中にはレンタルできるものあるので、必要性などを考えてレンタルを利用するのもおすすめです。



しっかり準備して、出産兆候に備える




「出産の入院」や「赤ちゃんのための準備」も初めてのことばかりで、なかなか大変ですよね。

でも、しっかりと準備しておくことで「精神的にリラックスした状態」でお産を迎えることができますし、赤ちゃん用品が増えてくると、赤ちゃんに会える楽しみが増してきます。

戸惑うこともありますが、準備万端にして出産を乗り切りましょう。